とある休日…

浜松駅前を私用で歩いていると

目にとまったのは、木陰に腰を下ろしたワンコさん達…

熱い中、3匹のワンコが“看板を背負い”

募金活動を行っていた

周囲には、どなたも、いない

…ついつい、引きつけられてしまう自分

募金箱にわずかなコインを入れ

頭をなでさせてもらうと

一人、また一人と、人々に囲まれてしまったワンコたち

この子は一番お兄ちゃんのワンコで

標準サイズのプードル

サマーカットした背中には、蓄冷材をつけてもらい

熱い中、頑張って募金活動を行っていたっけ…

“日本アニマルセラピー協会”というNPO法人があり

セラピー犬であるワンコたちと一緒に、老人施設や子供たちのいる施設を周り

ワンコと触れあうことで、安らぎや喜びの感情を引き出す活動していて

平日はほとんど施設訪問を行っているワンコさん達なんだそう!!

なので、子供たちが触っても

イヤがることなく、静かにお座りをしていられるよう

しっかり訓練されているんだとか

その訓練期間は、柴犬などの小さめのコたちで

1年から1年半、大型犬になると

3年かかることもあるんだそう

今回、駅前で募金活動をされていたのは

“日本アニマルセラピー協会”の浜松支部さん

セラピー犬の育成の他にも

セラピストの育成や犬のしつけ教室などもされているんだそう

我が家にも保護したニャンコがおり

彼女の存在に勇気づけられることも多く

動物と暮らすことによる癒やし効果は実体験から納得済み…

彼らの存在で、心が癒やされる人々がどれだけいることか

熱い中、人々を励ますために活動していたワンコたち

思わずその場を離れるとき

初めて会ったにもかかわらず

「かわいいですね、暑くて大変そう」と

口々に話していたことを思い出す

無言で足早に行き交う駅前の喧噪の中

他にも募金活動をしている団体があるにもかかわらず

思わず立ち止まり、見ず知らずの人ともワンコを通じて会話してしまうほど

人の気持ちを溶かしてくれた不思議な力を持つワンコ…

まさに、セラピー犬といわれる所以なのだろう

【TEN】